卵管水腫 腹腔鏡手術

卵管水腫 腹腔鏡手術 体験談

卵管水腫で腹腔鏡手術をした体験談

   

  
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卵管水腫の腹腔鏡手術(腹腔鏡2回目)



最初の腹腔鏡手術から6年が経ち、今度は卵管水腫になってしまいました。
前回チョコレート嚢腫を切除したのと同じ左側です。

卵管水腫を卵管ごと切除することになり2度目の腹腔鏡手術を受ける事になりました。
この間に一度帝王切開をしているので、婦人科の手術は通算3度目になります。

今回、右の卵巣に、前回は無かった小さなチョコレート嚢腫が複数出来ていたので焼灼してもらいました。


子宮内膜症による卵管水腫での腹腔鏡手術体験


【入院1日目】

手術の前日入院でした。
お昼を食べた後、荷物を持って近くの大学病院へ。

入院手続きをして早速病室へ。
身長と体重を量り、弾性ストッキングのサイズを測り、ストッキングを受け取る。

前回あった、抗生剤テストの皮下注射は無かった。

ニフレックという2リットルの下剤を飲みながら便を出す。
最後は味に飽きてきたが、さほどお腹が痛くなるわけでもなく思ったよりは大丈夫だった。

麻酔科医が挨拶と説明に来た。
担当医の術前診察があった。
手術は今回の担当医、前々からの主治医、もう一人非常勤の医師3人だそう。



【手術当日】

2番目の手術なので看護師が呼びに来るのをドキドキしながら待つ。
偏頭痛が辛くて、アイスノンを借りた。

13時に看護師が呼びに来た。
予定では術前処置に約30分、手術に1時間半、麻酔が覚めてオペ室を出られる状態までに約1時間でだいたい3時間程度で出てくると思っていて下さいと言われていたので、4時くらいになることはみんな想定していた。

両親は術中に病院内の食堂で昼食を摂ろうとしてたけど、オペ室前のロビーで待機して下さいと言われた。

(そりゃそうか)

買って来てここで食べるしかないね、と話をしてから頭痛がするのを我慢しながら、看護師と一緒に歩いてオペ室へ向かう。
関係者以外立ち入り禁止の、曇りガラスの大きな扉の向こうに入る。

※6年前に腹腔鏡手術をした時は、全裸になって布団をかけて、ボーッとする注射を打った後に、ベッドごとガラガラと運ばれて行きました。

あの時、もうろうとしたまま、自分の名前をオペ室で言わなければいけませんでした。
話すのがやっとだったのを覚えています。

ボーッとしていて何でもハイハイと答えてしまう恐れがあるため、今回のようにしっかりと意識がある状態でオペ室に入り、名前を確認する方法に変わったそうです。


オペ室がいくつかある手前のスペースでブルーの紙帽子を被り、ネームバンドのバーコードを読み、パソコンで名前のチェック。
同時にもう一人、50代くらいのオジサンが同じようにチェックしていた。

「私がオペ室の看護師をさせてもらう○○です」みたいな挨拶をして、話しやすい雰囲気の看護師が来た。

その人と話をしながら奥まで歩いて行って、いよいよ手術する部屋へ入る。

スプレキュアの影響で下から多少出血しているのでナプキンを付けていることを告げた。

そのままの状態で両親などにショーツを渡されるのが嫌だったので、ナプキン捨ててもらえますか?と聞いたら
「もちろんです。ちゃんとしておきますよ」とニコニコと答えてくれた。

さっき点滴を失敗した担当医が手術着に着替えていた。
前回はボーッとした頭で確認した、あのライトとモニターをハッキリ確認。
滅多に見られないからと思って中を良く見ておいた。

すぐに手術台に横座りになって、パジャマの上を脱いだ。
温かいバスタオルをかけて隠してくれて、ありがたかった。

下は全部履いたまま横になって、ペタペタと心電図の準備、血圧、点滴の確認などモニタリング。

さっきの看護師が「申し送りをします」と言い、名前や、病名、偏頭痛があることなどをスタッフに口頭で伝えた。

「では酸素吸いますよー」と昨日説明に来た麻酔科医によりマスクが当てられた。

前回はこれで2回息を吸ったところで気を失ったのでドキドキしながら吸ったけど、全然意識が無くならない。


「じゃーちょっとフワフワする点滴を入れますからねー」と別の男の人が言った。

「あーきたきた。いよいよ始まるんだー・・・」




「○○さーん!終わりましたよー」

私がうなずくと

「無事、予定通り終わったからね」と聞こえた。

担当医の

「思ったよりかなり張っ付いてたけど剥がしたからね」

という言葉は担当医の声だと分かるくらいしっかり聞こえた。

その後、喉の管を抜いたのか、苦しくてオエッって2回なった。
酸素マスクを当てられ、大きく深呼吸して下さーいと数回言われる。

深呼吸しているけどちょっと苦しい。
無事に目が覚めたんだーと安心する。

今回は入院している部屋とオペ室が同じ階なので、両親はすぐ近くのロビーで待っていたらしい。
すぐに母親と先生の会話が聞こえた。
たしか、今から説明しますので・・・みたいな先生の言葉が聞こえた。

父親が難しい顔をしている姿が見えた。
病室に戻った時にはだいぶ意識がハッキリしていた。
前回みたいに凄い寒気も無く、痛みも我慢できる。

(前回は寒い寒い、痛い痛いと言いながら戻って来たので未だに旦那に真似されます)

せっかく大人しく病室に戻ったのに、旦那と息子はまだ姿が見えない。


今何時なんだろう・・・。


しばらくして、説明を聞き終えた両親が病室に来た。
「ちょっと下に行ってまたすぐ来るね」とか何とか言い、母親は部屋を出た。

すぐに戻って来て、説明してもらった時に先生が書いた用紙の控えを見せて貰った。

子宮や卵巣、卵管のイラストと、どこを切ったが、どこを癒着剥離したが、どんな状態だったか、傷の箇所と大きさ、ドレーンが刺さっている場所などが書いてあった。

消灯前に、右腕に鎮痛剤を注射してもらう。
今まで筋肉注射って痛くなかったけど、今回は痛く感じた。

これがまた強い薬で、痛みは引いたけど天井が回ってしまい目が開けられなかった。
眠いんだけどフワフワしていて短い夢を沢山見た。

翌朝まで頻繁に看護師が尿や血圧、体温のチェックに来る。
一度酸素マスクは外して良いと許可が出たが、酸欠になったようで再び朝まで付けることに。



【術後1日目】

朝から歩行練習。

看護師がゆっくりベッドを起こしてくれる。
電動だったら良かったのになぁ、と思う。
電動のベッドのありがたさは、帝王切開の時に存分に感じた。

看護師に手伝ってもらいながらT字帯を脱いで、自分のショーツとパジャマに着替えた。

病室の前の廊下をゆっくり歩いてみる。
前回同様、まぁまぁ歩けた。

歩けたから、尿管を抜いてもらう。
その後すぐにトイレに行きたくなり、看護師量を量るからカップに入れておいてと言われたのでこの時の尿だけカップにとった。

夕飯から食事が出た。
お粥だったけど、美味しくて美味しくて・・・。
食べたい気持ちとは逆に、胃腸がビックリしてあまり入らなかった。



【術後2日目以降】

普通食が全部食べられるようになり、排便も戻ってきた。
日に日に点滴やドレーンが外されていき、どんどん身軽になった。

毎日来てくれた両親や息子と旦那とも、ロビーで座って面会してもあまり疲れなくなった。
寝る前などはロキソプロフェンを飲んだりして、少しでも痛みを無くし熟睡するように心がけた。

ドレーンを抜いたら、体勢によって起こる痛みが無くなってかなり楽になった。
前回はお腹からストローみたいのが突き出ているだけのドレーンだったけど、今回は管の先に浸出液が入る様にパックが付いていた。

同じ大学病院で6年ぶりの腹腔鏡だったけど、色々なことが違っていた。

歩けるようになると、自動販売機にお茶などを買いに行ったり、雑誌を読んだりテレビを見たり、こんなにゆっくり出来るのも今のうち・・・と、ちょっとだけ入院生活を楽しんだ。



【私のお腹の状態は】

術前の内診で言われた通り、子宮に両方の卵巣が癒着していました。
水腫のない右側はかなりガッチリくっついていました。
(水腫があった左側は、前回の手術時にかなり癒着をしていたので剥がしました。)

左の卵管を切除し、右の卵巣にあったチョコレート嚢腫を焼灼しました。

子宮の裏側の癒着を剥がし、そこに癒着防止シートを貼付、また今後癒着しないようにと機能している右卵管に癒着防止シートを巻き付けるように貼付したそうです。

前回の手術時は6年前なので、腹腔鏡の小さな穴から入れられる癒着防止シートがまだ無かったのか、使ってないと思います。

※ 癒着防止シートとはその名の通り、癒着をしないように使うシートです。
先生の話では、メッシュの様なシートで、1日くらいでドロドロの状態になるそうです。

私が 「寝返りとかでシートがズレないんですか?」 とおバカな質問をしたんですが、真面目にちゃんと答えてくれました。





<私のお腹・・・左卵管水腫切除+癒着剥離術>

※ 赤い文字が今回行った主な処置です。


卵管水腫 腹腔鏡手術の解説


【 1度目と2度目の腹腔鏡手術・入院中の違ったことなどをまとめました 】

※ 両方とも同じ大学病院&同じ主治医です。
  1度目 2度目
手術名称 腹腔鏡下左卵巣嚢腫切除術+癒着剥離術 腹腔鏡下左卵管切除術+癒着剥離術
抗生剤テスト あり。手術前日に腕に2種類の皮下注射 なし
腸内の掃除  浣腸
ニフレックという2リットルの下剤

手術直前の処置
病室のベッドで緊張をほぐす薬(ボーッとする)薬を注射。

点滴を刺す
手術室入室 全裸に布団をかけて、ベッドごと運ばれる。
ベッドには予め看護師が汚染防止シートと電気毛布をセッティングした
看護師と一緒に点滴スタンドを押して歩いて入室
名前の確認
名前を聞かれ、口頭で名前を言った。

ネームバンドのバーコードをパソコンで認識&本人が確認
手術台に乗る時 台がスライドしてきて寝たまま滑るように乗る 横向きに座って、タオルで隠してくれながらパジャマの上だけ脱ぐ。
麻酔導入時 血圧計を付け、心電図の機械を付け、点滴を刺して口にマスクを当てられて2呼吸目から意識が無くなる。 血圧計を付け、心電図の機械を付け、点滴の管に麻酔薬をセット!?してから酸素マスクが当てられ、何度も呼吸したけど意識はある。
看護師と医師で「申し送り」とかいう確認をしていた。
誰かか「導入?」と聞くと、誰かが「いや、○○です」と答えていた。(○○は不明)
次にフワフワしてますか?と聞かれ、返事をした直後に意識が無くなる。
麻酔から
覚めた時
終わりましたよーと声が聞こえた時には、喉から管が抜かれていたと思う。

すごく寒い!
だから電気毛布をセッティングしたんだと納得。
尿道に管が入っているのに凄い尿意がある。
すぐにお腹の痛みを感じる。
終わりましたよーと声が聞こえた時には喉に管が入ったままだった様で、抜く時なのかオエ!オエ!となった。

全く寒くない。
だから電気毛布をセッティングしなかったんだ〜と思った。
前回と何が違うんだ?麻酔薬?

尿意も違和感もない。
お腹の痛みも前ほど感じない。
ドレーン 手術をした一カ所の穴から、ストローの様なドレーンが突き出ていただけ。
ガーゼに染み出す様になっていた。
手術をした一カ所の穴からシリコンチューブの様なものが出ていて、先には15cm角くらいのパックが付いている。
そこに浸出液が溜まる様になっている。最初は血が混じった様な色の液体が出るが、次第に透明に近い色になる。
歩く時はパックをポシェットの様なものに入れ、首から提げて歩く。
痛み止め 術後、肩に近い場所に2〜3回は痛み止めを打った。
薬が強く、痛みが無くなると同時に目が開けられない眠気とフワフワ感。
いくらでも寝ていられる。
吐き気などは無い。

食事が出てからは飲む鎮痛剤。
手術した日の消灯に合わせて1回だけ打ってもらった。
前回のようにフワフワするし痛みが引くと同時に見える景色が縦に回って目が開いていられない。
吐き気などは無い。

食事が出てからは飲む鎮痛剤。
シャワー 手術の前日、浣腸が終わってからシャワー。

術後はシャワーに入らず(入って良いと言われず)シャンプーのみを旦那に手伝ってもらってやった。
手術の前日、ニフレック(下剤)を飲む前にシャワー。

術後3日目(退院前日)にシャワー。


手術するべきかお悩みの方へ   手術は良いことばかりではありません。
手術に踏み切ることはどういうことなのか、早期発見の大切さ、なるべく切らないで治療することの大切さをTOPページ後半で詳しく掲載していますので、ぜひ読んでみて下さい。








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